夜勤専従常勤看護師の問題点

シフトの組み方によっては、勤務時間が長くなるのが夜間勤務です。
特に2交替制では、16時間以上の勤務となることも多く、休憩時間の仮眠が重要になってきます。
労働基準法では、8時間勤務のうち1時間は休憩を取らなくてはならない決まりになっています。
そのため、夜勤専従常勤看護師もその休憩中に仮眠を取ることが可能です。
16時間勤務であれば、一般的には2回の休憩を取れることになります。
しかし、現状では、休憩中に十分な仮眠を取ることが難しい点が問題視されています。
休憩時間といえど、ナースコールや院内用のPHSが鳴ればその都度対応しなくてはならず、ましてや1人勤務のケースもあるからです。
そのため、完全に仕事から離れた休憩時間を取ることは難しいのです。
できる限り休憩時間を有意義に過ごすためには、看護師同士の強力が必須になります。
例えば、ナースコールやPHSが鳴っても休憩中の看護師は対応しなくても良い決まりにするというのも一つのアイデアでしょう。
そのためには、業務内容も改善する必要があるため、病院側とも相談する必要があります。
他の看護師との協力や病院側の改善が難しい場合には自分で体調を整えるしかありません。
そのためには、夜勤明けには、仮眠後でも構わないので、なるべく昼間は活動して早めに就寝することをおすすめします。
体内リズムを整えて体調を崩しにくくするためにです。
また、夜勤で太るからといって食事を抜くのもNGです。
バランスの良い食事を意識し、なるべく決まった時間に食べるようにしましょう。